死ぬ前に読んで
『私』が『貴方』へ伝えたい事です。死ぬ前にこれだけ読んでください。
今まで何をしましたか? 何が楽しかったですか? 何が辛かったですか?
思い出せるだけだけ思い出してみてください。
色んなことがありましたね。
辛い事、沢山ありましたね。それでもよく生きてきましたね。よく耐えましたね。本当に貴方は偉いです。凄いです。きっと人より何倍も何十倍も努力したでしょう。我慢したでしょう。でも、なかなかそれを見てくれる人はいなかったですね。貴方が無理して笑っていることに気がついてくれる人はなかなか現れませんでしたね。助けて欲しかったですね。でも、「助けて」の一言がなかなか言えない子でしたね。人に頼るのも苦手でしたね。人を時々信じられなくなりましたね。
それでも貴方は気付いているでしょう?努力を見てくれる人に会えたんじゃないですか? 無理して笑う貴方を気にかけてくれた人は居たんじゃないんですか? 助けてくれる人に会えたんじゃないですか? 信じられる人が出来たんじゃないですか? この人になら弱いところも見せられる、そんな人が出来たんじゃないですか? 今はもう信じられませんか? 誰にも、何も相談は出来ないですか? 貴方が逃げる先は本当にそこですか? 別の、もっといい逃げ道はありませんか? もっと温かい場所はありませんか?
貴方が今目指しているのは深い深い闇です。決めたんじゃないですか? 死ぬなら笑って死ぬ。貴方は今笑っていますか? 泣いているんじゃないですか? それとも、泣くことも出来なくなりましたか?
いい方法を知っています。貴方は人と話すことで自分自身を整理する人です。言葉にする事で自分を知れる人です。最近人と話しましたか?
誰か、誰でもいいんです。連絡先を漁って、誰か見つけるんです。話せる人を。貴方は賢いから絶対見つけることが出来る。貴方が選ぶ人なんだから間違いはないでしょう。そしたら一言、ただ言えばいいんです。
「助けて」って。
もし、そうやっても貴方に光が差し込まなかったらその時は今までお世話になった人達にお礼を言ってから区切りを付けてください。
今までお世話になった人は沢山いる。でも、同じように貴方が影響を与えた人も沢山いるんです。そのことを忘れないで。
貴方の最終的な結論を私は否定しないです。
貴方が選んだことなのだから正しいのでしょう。
絶対後悔はしないように。
最後にひとつだけ。
今まで楽しかったですか?
貴方が貴方の人生を楽しめたのなら幸いです。
願わくばこれからも貴方の道が続くことを祈って。
貴方が貴方にとって最善の選択をすることを信じています。
それでは。